提唱者（INFJ）仕事ができないと言われる理由9選

いいえ、そんなことはありません。

ただ一見すると仕事ができない人のように思われてしまう特徴が提唱者（INFJ）の方にはあるのは事実でしょう。

この記事では、提唱者（INFJ）に関する誤解の内容をしっかり紐解いていきますよ。

提唱者（INFJ）は仕事ができない？

提唱者（INFJ）は仕事が出来ないと言われますが、実際には個人の能力値は高い方が多く、どちらかと言えば仕事は出来る傾向にあります。

しかしそれは、提唱者（INFJ）の特徴である計画性や完璧主義な面を上手く活かせる環境や向いている仕事に取り組める前提での話です。

周囲の環境や状況により、提唱者（INFJ）の仕事に対する評価が変わってしまう場合が多々あるということです。

→「仕事ができる！」そう言われる提唱者（INFJ）の秘密

【9選】提唱者（INFJ）が「仕事ができない」と言われる理由

提唱者（INFJ）の仕事に対する評価が「できない」とされてしまう理由を順に見ていきましょう。

提唱者（INFJ）が「仕事ができない」と言われる理由①世間話が下手

あります。

誰もが無意識にしている世間話が提唱者（INFJ）にとっては、無意識に出来ません。

雑談として処理され、誰の記憶にも残らないような話を真剣に受け止めて考え、その場にいない人への軽い悪口に大きく感情を乱されてしまう…

提唱者（INFJ）にはそのような方が多いです。

悪口・陰口は言わず、無駄話もしないというのは勤め人の鏡のようですが、それでは職場での対人関係に苦労してしまう場面もありますよね。

→提唱者（INFJ）が職場で嫌われてしまうシチュエーション5選

提唱者（INFJ）が「仕事ができない」と言われる理由②予測不能なことに弱い

準備出来ることは準備しきって挑みたい慎重派の多い提唱者（INFJ）。

細かなことに気が周るので、「このパターンにはこれ」「あのパターンならあれ」と様々な未来を予測することは提唱者（INFJ）にとってはデフォルトの機能です。

しかし、予測不能な物事も存在しますよね。

例えばお客様相手の接客業では、お客様の出方や要望に合わせて臨機応変な態度が求められます。

それでもその場その場で、意外と上手く立ち回れる提唱者（INFJ）ですが…

常に予測不能な環境下では提唱者（INFJ）のメンタルが先に音を上げてしまいます。

ストレス自体については、良くも悪くも提唱者（INFJ）と密接なものなのでストレスを感じた際の発散方法を先回りして身につけておきましょう。

→ストレスが溜まったときに提唱者（INFJ）がするべきこと

提唱者（INFJ）が「仕事ができない」と言われる理由③完璧主義過ぎる

提唱者（INFJ）は完璧主義だと言われています。

完璧、というよりかは理想を追い求める傾向が強いのですが…

周囲から見ると妥協を許さず、自分自身や周囲を追い込む姿にはあまり共感出来ないこともあるかもしれません。

それでも諦めず、自分を犠牲にしながら働く提唱者（INFJ）ですが…

限界が来ることは目に見えていますよね。

提唱者（INFJ）が「仕事ができない」と言われる理由④時間に追われることが苦手

実現可能な計画を立て、それに沿って行動することの出来る提唱者（INFJ）。

その計画を立てる時間すらなかったり、すぐに計画を変更することになってしまったりという状況では本来の実力を発揮することは難しいでしょう。

そんな時、他のMBTI型よりも大きく狼狽えてしまう提唱者（INFJ）は仕事ができないと言われてしまうことも。

提唱者（INFJ）が「仕事ができない」と言われる理由⑤内向性が高いため、疲れやすい

MBTI型診断で診断出来る内向性・外向性。

提唱者（INFJ）は内向性の高いMBTI型の一種です。

職場の環境によっては、多数の人と関わる時間が長い環境もありますよね。

普段は気にならない程度の消耗具合なら、内向的でも豊かな交流を育むことは可能でしょう。

しかし、続く残業や休日出勤などのイレギュラーで仕事に支障が出てしまうことも否定出来ません。

→内向的な提唱者（INFJ）が豊かな人間関係を育むコツは？

提唱者（INFJ）が「仕事ができない」と言われる理由⑥理由を求めてしまう

全体の状況を把握し、会社や組織全体を正しい方向へ導くことの出来る提唱者（INFJ）。

それ自体は素晴らしい能力ですが、社員レベルでは上手く機能することは稀かもしれません。

状況説明や根本的な理由の説明もなく、「ずっとこうしているから」「会社の決まりだから」という言葉一つで納得することは出来ない提唱者（INFJ）は周囲から誤解されやすく、正当な評価を得にくくなってしまう可能性が高いでしょう。

提唱者（INFJ）が「仕事ができない」と言われる理由⑦自分自身の価値観がある

提唱者（INFJ）は理想主義者と言われる一面も持っています。

高い理想を抱くのは悪いことではないですが、その理想を他者へ押し付けてしまったり、場違いなこだわりを見せてしまったり…

その理想が会社や組織の理念と一致している場合は問題ないのですが、自分自身の価値観と異なる理念を描く組織に忠誠を誓うことは難しいでしょう。

それが出来るのであれば、MBTI型診断の結果は16タイプの中で最も少ない提唱者（INFJ）ではないかもしれませんね。

提唱者（INFJ）が「仕事ができない」と言われる理由⑧目標達成を素直に喜べない

職業によっては、ノルマがあったり明確な売上目標があったり…

それ自体は珍しいことでもなく、提唱者（INFJ）にとっては分かりやすい課題となるので優位に働くこともあります。

しかし、達成した目標の背景を考え、心を配ってしまうのが提唱者（INFJ）。

顔見知りの社員間での順位付けや、双方が納得していない可能性のある取引などの先を見越して全力を出すことが出来ません。

全力を出せず、理想を追求出来ない環境に馴染める提唱者（INFJ）はほとんど存在せず、孤独を感じてしまうことも多いでしょう。

→提唱者（INFJ）が孤独を感じる理由とその対処法

提唱者（INFJ）が「仕事ができない」と言われる理由⑨世界への貢献度が気になる

世界への貢献度を気にしていると言うと、大げさに思えてしまうことですが、提唱者（INFJ）にとっては本気です。

「この仕事が誰の役に立っているのか」ということが常に気になって仕方がない提唱者（INFJ）は、生活のためとはいえ世界への貢献度の低い仕事を続けることに苦痛を感じてしまいがち。

責任のある仕事は提唱者（INFJ）にとって魅力的に感じますが、その分過度なプレッシャーに晒されてしまうことになります。

ストレス耐性が低いことを特徴として挙げられる提唱者（INFJ）がそのような仕事を続けられることは難しく、転職を繰り返す原因にも当てはまります。

ただ提唱者（INFJ）にとって転職は必ずしも悪影響ではなく、むしろプラスの影響も多いと言えます。

→提唱者（INFJ）が転職を繰り返す前向きな理由とは？

「仕事ができない」と言われない環境で提唱者（INFJ）らしく生きよう

さて、この記事のまとめです。

提唱者（INFJ）の仕事に対する評価が「できない」とされてしまう理由はこちら。

・世間話が下手
・予測不能なことに弱い
・完璧主義過ぎる
・時間に追われることが苦手
・内向性が高いため、疲れやすい
・理由を求めてしまう
・自分自身の価値観がある
・目標達成を素直に喜べない
・世界への貢献度が気になる

様々な要因が合わさっての結果なので、一概に提唱者（INFJ）全員がそうだということではありません。

それでも、自分自身の思い描く理想や完璧主義な一面に見合わないストレス耐性のなさや繊細過ぎる感性が提唱者（INFJ）の仕事の評価へ悪影響を及ぼしてしまうことは多々あることだと思います。

提唱者（INFJ）自身でさえも頭を抱えてしまうことの多い仕事関係の悩みごと…

しかし、得意な分野や実力を十分に発揮し続けることが出来る環境であれば、提唱者（INFJ）は他のどのMBTI型よりも輝くことが出来るのはないかと思います。